日本ケミコン株式会社の企業情報の紹介。アルミ電解コンデンサや電気二重層キャパシタ、海外志向が強い日本ケミコンの株価、陸上部は宮城県女子駅伝21連覇、トヨタ生産方式のような独自のKPSなど紹介。
日本ケミコンは電気を貯める電子部品のコンデンサを開発、製造、販売している会社です。コンデンサはテレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家庭用電化製品、任天堂のニンテンドーDSやWii、ソニーのPSPやプレイステーション3などのゲーム機、パソコン、NTTドコモやau、ソフトバンクの携帯電話など電気が使用される物には不可欠な電子部品で普段何気に身近な所で日本ケミコンの主力製品のアルミ電解コンデンサが使用され人々の生活を支えています。
日本ケミコン株式会社は日本で初めてアルミ電解コンデンサの製品化に成功し電解液と呼ばれる化学溶液と製造過程に化学的な処理を行うのでケミカルコンデンサと名称されケミコンという愛称に定着したことが社名の由来になっています。
日本ケミコンのアルミ電解コンデンサの品質は高く性能や信頼性も定評があるので一般家電はもちろん、自動車、カーナビや高級オーディオから業務用など多岐にわたって世界中の製品で多く使われています。
日本ケミコン株式会社のアルミ電解コンデンサーのアルミ電解箔は世界に誇る技術で比較的大きな電気を蓄えることができるコンデンサは定評があり世界でトップシェアーを占めています。導電性高分子アルミ固体電解コンデンサはノイズ吸収性が必要なソニーのVAIO、NECのLaVie、東芝のQosmio、富士通のBIBLOなど高性能ノートパソコンやDVDレコーダーやブルーレイレコーダーなどのデジタルAV機器の高周波化に対応したり、環境対策の電気自動車やハイブリッドカーなどにもコンデンサが必要不可欠で実用化を目的とした次世代型のエネルギーデバイスの電気二重層キャパシタを量産化するなど素材の開発から製造、生産設備そのものも開発や製造までを自社で行う一貫体制が強みです。日本ケミコン株式会社は日本国内以外に海外に工場を展開し日本よりも海外の方が生産数量が多く海外志向が強いため株価も急激な為替の変動に影響されやすく生産能力拡大のため大規模な設備投資による償却負担の増加の懸念もあります。
日本ケミコンの陸上部は2000年シドニー五輪の陸上女子1万メートルの代表選手の高橋千恵美(田尻町・宮城工場)が当時所属したことでも知られ日本の陸上競技の実業団としては東日本に属しています。宮城県女子駅伝競走大会では県内の実業団やクラブ、大学や高校など24チームが出場する2007年の大会では全区間を制す走りで他を圧倒して日本ケミコンが21年連続21度目の優勝を果すなどチーム一丸となって勝利しました。日本ケミコンも工場ごとの分社化をしてますが近年の実業団では経済状況の悪化でスポーツチームを廃部するところもある中続けられるということはデジタル家電やカーエレクトロニクスを重点市場と位置付け高性能なコンデンサや複合製品の製造販売で事業が安定していることにも繋がります。
日本ケミコンではトヨタカンバン方式のように必要な時に必要なだけ生産し納品する独自のKPSと呼ばれるカンバン方式が特色で一貫生産体制が確立されています。トヨタ生産方式は必要な時に必要なだけ生産し納品するので導入時には自分たちの業種には合わないと反発も起こるもので日本ケミコンも改善を繰り返しながら日々生産革新しています。